チェックをしましょう

先日、参考資料がわかりにくいので

質問書を出してもらっているということを書きましたが

俺の場合、積算基準に沿っているのかどうかわからないときに出してもらうことが多いですが

他社さんが出されている質問書の内容と回答が面白いなと思うことがあります。

昨日は土木系の処分費の扱いについて質問に対する回答が出ていましたが

備考欄に処の記載がないので処分費として扱っていますかという質問に対して

処分費としての扱いをしていなかったので契約変更の対象としますという回答が出ていました。

そもそも、この工事では処分費は対象の3%を超えていないので

どちらにしても工事価格は変わらないのですが

両者とも普段から資料を読まない人たちなのかなと思ってしまいました。

ここ2年くらい役所のミスが目立ちます。

質問書を出すと入札が中止になったり

改札日に中止になったり

再入札や再々入札も昨年だけ知る限りで10件は超えています。

国の工事も以前から比べるとだいぶ良くなりましたが

中途半端な出来で発注するのでコストは業者さん持ちで資料を揃えさせられるようなやり方です。

その挙句に入札中止とかもありました。

以前は夜中の11時までとか働いてなんとか回っていた組織が

働き方改革で回らなくなったのかなとも思います。

積算なんかは2回チェックするか、違う人に1回積算してもらえば

大概のミスや抜けは見つけることができると思いますが

そういうことはやっていないんでしょうね。

これからこういうミスが減るようにテクノロジーや

民間の人や技術で解決できるような取り組みを考えていきたいと

改めて思うおじさんでございます。

(と)