本を読みましょう
今週は良いペースで作業が進んでいて
何か良い感じです。
少し前まではあと5日しかないというところに
終わっていない作業が20件前後ある中で
次から次にご依頼をいただいていたので
ちゃんとできているか不安で頭がおかしくなりそうでした。
結果、役所によっては予定価格とズレがあったのが数件あり
材料の見方で俺の方がズレていたのもありましたが
役所の方が違っていたのも結構ありました。
土木では施工箇所点在の経費計算が改定前のままだったり
スクラップと処分費の区別がつかない人がいたり
港湾では路盤が1層まるまる抜けていたり
材料の使用量(所要数量、割増後の数量)と設計数量(割増し前の数量)が逆になっていたり
電気通信工事では役所の新しい積算ソフトは技術者間接費も自動でできたり
するみたいなんですけど対象が違っていたりして
何かと変わって間もない時期なのでソフトに振り回されている人がいるみたいです。
俺側の方でもよくある話しなのですが、
ソフトに求められているもの、全ての良し悪しがソフトだけなのかということ
俺的にソフトに求めることは、
安心して使えるかどうか、
単価や歩掛りの精度はソフトの重要な要素であります。
特に単価はメーカーさんが調査に調査を重ね掲載している内容になり
これは普通の人ができる内容ではありません。
俺のように特殊な積算をしている者には
ソフトは便利な計算機の使い方になり、
こっちが思っているように計算ができて
それを作業しながら目視で確認できるかも大事であります。
何か問題があるとソフトのせいにする人もいますが
人の方に問題がある場合も多く
違うことをソフトだけの問題にしてしまおうというのは
技術職員としての意識の問題ではと思います。
俺の場合、何か難しい内容や疑問を持ったときや
不安なときは基準書や資料を読んで
手計算までやって確認するようにしています。
資料も読む人によって判断が難しいかなと思ったときは
わかりやすく使いやすくなるようになればと
資料を添えてビーイングさんに要望を上げています。
これは職人さんが良い仕事をするために
道具を手入れしたり磨いたり大事にするのと同じことだと思っています。
経費も対象額、元になる数値も全て合っているか確認しています。
俺が確認して違うところがあれば
連絡することで多くの人が安心して楽に作業ができることになれば
生産性が上がると思っています。
どこかのつまらい役人が自分一人の時間を短縮したために
入札参加業者さん何十人の時間を無駄に消費するようなことをしていても
税収は上がらんでしょうということです。
話しは戻り、間違えるのと知らないのでは大きく意味が変わってきます。
間違えは俺にもあるし誰にでもあると思っています。
知らないのは本を読まないただの努力不足で
本を読めば大抵のことはそこで理解でき間違えもおきないと思います。
どれだけのお役人さんと技術職員さんが本を読んでいるのか知りませんが
本を読んでもらえたら、いろんなことが解決する方向に向かうと思います。
(と)
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